なぜなぜ分析とは?やり方とコツ、手順を解説

品質管理

こんにちは、品質管理ドットコムです。国立大学で修士号を取得し、現在は東証一部上場企業の品質部門にて活躍しています。私の情熱は「品質」にあり、製品品質の評価と品質管理を専門としています。

今回は「なぜなぜ分析」について解説したいと思います。

「なぜなぜ分析」は問題の根本原因を掘り下げ、長期的な解決策を見つける強力なツールです。この手法では、問題の表面的な原因にとどまらず、「なぜ」という問いを繰り返し、深層の原因を探求します。企業が直面する課題や製造上の問題に対応する際、表面的な解決ではなく、持続可能な改善策を実現するための鍵となります。

実際の業務の中でも、このなぜなぜ分析はよく利用します。顧客のクレーム対応のときや実験での深掘り、事務的なミスの際でも利用できます。(どんな時でも利用できます。)
そのため、品質保証部以外の総務部や開発部でもよく利用されています。

本記事では、なぜなぜ分析の概要や実施方法、効果的に行うためのコツについて解説します。

なぜなぜ分析とは

そもそも「なぜなぜ分析」トヨタ自動車の知恵から生まれたものであり、問題の根源を探る旅のようなものです。この分析法は、英語で「5 Whys」として知られ、問題の本質に到達するために、繰り返し「なぜ」と問いかけるプロセスです。根本原因分析(Root Cause Analysis:RCA)とも称され、再発防止のための深い理解を目指します。

言葉の定義

まずは言葉の定義を国語辞典で確認したいと思います。(参考:Weblio国語辞典)

「なぜ」を繰り返すことで根本原因を解析する手法

問題解決の探究心を駆り立てる「なぜなぜ分析」は、問題の根深い原因を解明する旅です。例えば、製品の不良率の高さに直面したとき、「なぜ不良率が高いのか?」という質問から始まります。それが「検査ミスによるもの」と判明したら、さらに「なぜ検査ミスが起こるのか?」と深堀りしていきます。

技術的な分野以外でいくと「なぜ離職率が高いのか」に対してなぜなぜ分析を行うことで、自社の離職者がなぜ辞めるのか、根本原因を解析することができます。

5回の「なぜ」を繰り返す

通常、5回の「なぜ」を重ねることで、問題の真の原因に辿り着きます。この繰り返しのプロセスは、表面的な対処から脱却し、真の解決策へと導きます。しかし、状況によっては、さらに深い掘り下げが必要な場合もあります。

なぜなぜ分析の重要性

なぜなぜ分析の真価 トヨタがこの手法を生み出したのは、単に問題を特定するだけでなく、その再発を防ぐためです。表面的な解決ではなく、根本的な原因を突き止めることで、問題の再発を防ぎ、経営上のリスクを減らすことが可能です。企業にとって、同じ過ちを繰り返さないことは、安定した経営に不可欠です。だからこそ、この「なぜなぜ分析」は問題解決と再発防止のための重要な道具となるのです。

これがなぜなぜ分析を行う上でとても大事なことで、根本原因を突き詰めて終わるのではなく、そこから再発防止策を行うまでが1セットになっているのです。

なぜなぜ分析の実施方法

五段階で展開する「なぜなぜ分析」の実践指南 ただ単に「なぜ?」を5回繰り返すだけでは、「なぜなぜ分析」の真髄を把握することは難しいでしょう。以下の5つのステップに沿って、精密かつ効果的に進めていきましょう。

  1. 問題の特定:明確な定義が鍵
  2. 「なぜ?」の連続:深層掘り下げ
  3. 根源の解明:明瞭な原因を追求
  4. 解決策の策定:具体的なアプローチ
  5. 実施・検証:計画の確かな実行

具体的な問題の設定

明確な定義が鍵 「なぜなぜ分析」に着手する前に、焦点を当てる問題を正確に定義することが重要です。問題があいまいな場合、その具体化が必須です。これにより、解決すべき問題点を的確に捉えることが可能になります。

例:「受注数の減少」を「先月比20%の受注数減少」と数値化する。

別の話にはなりますが、「問題の8割は問題分析を行うことで解決する」という考え方がある通り、問題をきちんと理解していないために、どれだけ考えても解決策が見つからない場合があります。
それと同じように、なぜなぜ分析を行う際はきちんと問題を具体化するようにしましょう。

「なぜ?」を繰り返す

深層掘り下げ 問題を具体的にしたら、続いて「なぜ?」を繰り返して深層に迫ります。ここでは、客観的データや事実に基づく回答を心掛けることが大切です。感情や個人的見解に基づく回答では、問題の本質を見失いがちです。
問題について考えすぎると主観的な意見が入りやすくなるため、そのような場合は意図的に一度問題から離れる、もしくは別の人と一緒に考える場を持ちましょう。

例:「受注数が減少しているのはなぜか?」→「顧客の商品への興味喪失」→「その理由は何か?」と追究。

根本原因の特定

明瞭な原因を追求 「なぜ?」を5回続けると、問題の根本原因が明らかになります。この段階で、再度「なぜ?」を問いかけ、原因の背後にある背景や状況を洗い出すことが求められます。こうして得られた情報を基に、再発防止のための対策を講じることができます。

よく質問されるのですが、必ず5回行う必要はありません。根本原因に辿り着いたのであれば4回や3回で終了してしまっても問題ありません。目安として5回程度で完了することが多いと言うだけです。
逆に「6回、7回やってもいい?」という質問に対しては、私は「6回までにしましょう」と言っています。私の経験上ですが、6回目で終了できなければ、それまでのプロセスどこかで間違いが生じています。主観的な意見が入ってしまっているのか、同じ話を2回してしまっているのか、原因はいろいろありますが、ダラダラと長く繋げても意味はありません。

例:「なぜ顧客が商品を買わないのか」を解析し、その原因に基づいて対策を立案。

解決策の策定

具体的なアプローチ 原因を明らかにした後は、解決策を練ります。ここでは、原因に即した具体的な対応策の考案が必要です。さらに、解決策を実行するにあたり、予算や期間、人材などの資源配分も検討します。

会社的にはなるべく予算をかけずにできる解決策を模索したくなります。その場合は「今あるリソースを用いてどのように解決できるのか」という観点で考えてみてください。

効果的な解決策の考案には、以下のアプローチが有用です:

  • 問題に関連する情報の収集
  • 専門家の意見の参照
  • 複数の解決策の検討
  • 各案の利点・欠点の評価
  • 最適な解決策の選択

解決策の実施・検証

計画の確かな実行 最終段階では、選ばれた解決策を実行します。この際、詳細な実行計画の策定、責任者の指名、必要なリソースの確保が不可欠です。実施と並行して、成果の測定と改善も行います。

「対策案を実行したから終了!」というのが中小企業でよくみられることですが、その対策の効果を確認し、効果がなければ再検証が必要ですし、効果があれば恒久対策として社内で定着させる必要があります。

解決策の効果を測定するため、適切な指標の設定が重要です。これにより、解決策の有効性の判断が可能になります。

なぜなぜ分析のコツとは

なぜなぜ分析を華麗にこなすための秘訣があります。以下の要点をマスターして、分析の達人になりましょう。

  • 🌟 明確で具体的な問題定義を心がける
  • 🌟 問題の歴史と背後にある物語を理解する
  • 🌟 客観的な視点での分析を徹底する
  • 🌟 事象を緻密につなげる分析のアート
  • 🌟 業務への影響を見据えた因果関係の洞察
  • 🌟 実行可能な解決策の策定
  • 🌟 「なぜ」を5回以上問うてもOK

問題を明確化・具体化する

なぜなぜ分析の妙技を発揮するには、解決したい問題を明確で具体的に定義することが肝心です。問題をはっきりさせることで、解決策の設計や実施がスムーズに進みます。

例えば、ある会社で生産ラインが頻繁に停止する問題が発生している場合、単に「生産ラインがよく停止する」という認識では不十分です。停止の頻度や原因、どんな損失が出ているのか、その背後にある要因などを詳細に掘り下げる必要があります。

具体的にする必要はあるのですが、「512万円の損失→500万円程度の損失」や「生産ラインが7分停止する→日に数回停止する」と言った程度で問題ありません。そこに時間をかけるのではなく、議論に時間を使えるようにしましょう。

問題がクリアになれば、どのようなアプローチが効果的か判断がしやすくなります。たとえば、生産ラインの問題に対しては、改善が必要なポイントを明確にして、解決策を策定できます。

問題の背後を理解する

問題を克服するには、その問題がどのようにして生まれたか、その背景にあるストーリーを理解することが不可欠です。問題が発生する前の状況、原因、解決策を実行する前の状態などをきちんと把握することで、より効果的な解決策が見つかります。
そのためにはある程度過去の背景も知っているベテランの方に話を聞く必要があるので、なぜなぜ分析を行なっていくとそのような機会は嫌でも増えていくと思います。

例えば、前述の生産ライン停止問題を例に取ると、新製品の導入、製品仕様の変更、メンテナンスの不備などが原因であることが明らかになります。これらの情報を基に解決策を策定することで、効果的な改善が期待できます。

客観的な視点での分析を意識する

なぜなぜ分析を行う際には、個人的な見解や予測に基づいた分析を避け、客観性を重んじる必要があります。客観的なデータを基にした分析が重要です。

例えば、製品の不良が作業員のミスに起因すると思われる場合でも、その仮説を早合点で結論付けるべきではありません。作業員のミスが原因かもしれませんが、他の原因もあり得るため、客観的なデータを収集し、問題の原因を特定することが大切です。

現場の担当者になると「これが原因」と決め込んでいるパターンがよくあるので、そうならないようにしましょう。

「なぜ」のつながりを意識する

なぜなぜ分析では、事象の繋がりを見失わないように、丁寧につなげていく必要があります。

例えば、「作業者が転倒した」という事象に対して、「床が滑りやすかった」という分析だけでは飛躍しすぎです。ここでは、「床が濡れていた」や「作業員の靴が摩耗していた」といったような事象が間に存在するはずです。

事象を詳細に分解し、一つひとつを丹念につなげることが大切です。

私の経験上、繋がりがあるか確認するためには、終わった後に「逆から辿ってみる」というのが一番わかりやすいと思います。

実行可能な解決策を決めること

問題と根本原因が明確になったら、次は解決策の策定です。ただし、解決策を提案するだけでは意味がありません。現実的で実行可能な解決策でなければなりません。

非現実的な解決策を提案してしまうと、業務が停滞し、時間とコストの無駄につながる恐れがあります。実行可能性を考慮せずに解決策を提案すると、問題解決どころか業務を停止させることにもなりかねません。

最悪の場合は現場に指示を出したが現場が対策を実行していないことが後から判明することです。
これが起こると「不正」「リコール」「回収」と言った会社の信用問題につながります。

解決策を提案する際には、以下の点を考慮することが肝要です。

  • 🔍 現実的であること
  • 🔍 費用対効果が高いこと
  • 🔍 実行可能であること
  • 🔍 長期的に問題を解決できること

「なぜ」は5回以上でもOK

なぜなぜ分析の基本は、「なぜ」を5回問うこととされていますが、それ以上問い続けることもあります。問題の根本原因を突き止めるためには、5回以上の「なぜ」が必要になることもあります。重要なのは、問題の核心に迫るまで問い続けることです。
ただし、私の意見としては6回を限度にすべきと思います。それで終われない場合はどこかに必ずミスがあるので見直してみましょう。

以上のポイントを押さえて、効果的ななぜなぜ分析を行いましょう。問題解決のプロフェッショナルとして、あなたの能力を最大限に発揮してください!

なぜなぜ分析の落とし穴と対策

なぜなぜ分析は、問題の核心を見つけ出すための強力なツールですが、時にはその効果を発揮しきれないことも。そのような時、以下のポイントに注意を払ってみてください。

★ 問題の明確性をチェック

まず、分析対象の問題が曖昧でないかを確認しましょう。なぜなぜ分析は、問題の根深い原因を洗い出すためのもの。しかし、対象の問題が不明確な場合、原因を特定することは難しいです。例えば、社員のモチベーション低下という問題。これだけでは不明確です。なぜモチベーションが低下しているのかを深掘りして、具体的な問題点を明らかにする必要があります。

興味のある方は「問題分析」という思考プロセスを少し調べてみてください。
私個人としてはこの問題分析の思考プロセスは大好きです。

★ 感情・思い込みが入っていないか

なぜなぜ分析は、客観的な視点で問題を洗い出すことが求められます。しかし、分析者の個人的な感情や偏見が入ることもあります。例えば、上司がある社員のミスに激怒し、その社員を問題視するケース。ここで重要なのは、感情ではなく事実に基づいた問題の特定です。
「〇〇がしっかりしていないから」や「〇〇が勉強不足だから」といった個人を対象にしたものは意味がないので、「なぜその人がそうなる環境ができてしまったのか」という観点で考えるようにしましょう。

★ 曖昧な答えのまま対策を考えていないか

なぜなぜ分析の目的は、明確な答えを見つけること。しかし、答えが曖昧な状態で分析を進めると、目的を達成できません。このような場合、問題の核心に迫る情報収集や、他の分析手法の導入が有効です。フォー・ホワット・マップやフィッシュボーン図のようなツールを用いると、より詳細な分析が可能になります。

★ 推測で話を進めていないか

なぜなぜ分析では、推測ではなく事実に基づく分析が鍵です。推測だけに依存すると、実際の問題からずれることがあります。事実に基づくためには、データ収集と統計的な分析が不可欠です。
必ず客観的事実に基づいて議論を進めるようにしましょう。

★ 個人的な問題にしない

最後に、問題が個人的なものになっていないかを考慮しましょう。問題を個人的なものにすると、客観性を失い、真の問題解決には至りません。例えば、チームリーダーが自分の失敗を問題の原因と考えるケース。ここで重要なのは、チーム全体で協力し、客観的な視点から問題を分析することです。

これらのポイントを押さえ、なぜなぜ分析の落とし穴を避け、問題解決へと繋げていきましょう。

企業における問題解決の考え方・コツ

なぜなぜ分析の活用法 企業が直面する課題への対処は、その存続において避けては通れない道です。問題解決をスマートに推進するためには、なぜなぜ分析というテクニックを駆使することがカギとなります。ここで、企業が直面する課題に対し、この分析手法を用いる際の要点をご紹介します。

複数人でなぜなぜ分析を行う

企業が抱える問題に対し、なぜなぜ分析を適用する際は、関わるスタッフ複数人での取り組みが肝要です。個々で行うよりも、チームで取り組むことで、より多面的な視点から問題の核心に迫り、解決への道筋を見出すことが可能です。
私もなぜなぜ分析を行う際は、必ず複数人で行います。最初のドラフト作成は1人で行うことはありますが、対策まで検討を行うときは、だいたい3〜5人で行うことが通常です。

例えば、製造工場で製品の不良率が増加している状況に直面した場合、生産ラインの担当者、品質管理者、製品設計者など、幅広い関係者が集結し分析を行うことで、問題の深層や解決策が浮き彫りになります。

ただし、チームでの分析は、意見の相違やコミュニケーションの障壁が生じることもあります。そのため、分析の進行方法や意見の統合方法を事前に共有することが重要です。また、メンバーが自由に意見を述べられる雰囲気を創造し、全員が参加しやすい環境を整備することも欠かせません。
その場の上司の意見だけが反映されるような会議では複数人集まっている意味はありません。

三現主義をベースにした分析

三現主義とは「現場・現実・現物」の3単語をもとにしており、「現場で現物を見て現実の議論をしましょう」という、机上の空論ではなく実際のものを見て議論しましょう、という意味です。

企業の問題に対するなぜなぜ分析では、現場と密接に連携して行うことが重要です。現場での実情を把握し、それに基づく分析を行うことで、より実践的な解決策を導出できます。

現場を踏まえた分析では、具体的なデータや事例を集め、それを基に分析を進めることが重要です。また、現場のスタッフや関係者とコミュニケーションをとりながら、実際の状況や課題を正確に把握することも求められます。

個人的要素の排除

なぜなぜ分析を行う際は、個人的な見解や主観的な判断を排除することが肝心です。特定の個人に責任を帰することや、個人的好みを反映させることを避け、客観的な視点で問題を分析しましょう。

例として、商品の売上減少の原因を「デザインの問題」とする場合、その主張がデザイン担当者の個人的な見解であったり、専門的な知識が背景にある場合、その分析は客観性を欠くことになります。

そのため個人の実力不足が原因であるのであれば「なぜそのような社内システムになっているのか」「社内教育は十分であったのか」「担当者をアサインする基準はどうなっているのか」といった、個人的な要素以外で考えるようにしましょう。

このような状況では、複数の視点からの議論が必要です。また、データや統計を利用することで、主観的な判断を避け、事実に基づいた分析を行うことが可能です。

要素の分離

なぜなぜ分析を進める際には、課題を細分化し、一つ一つの原因を追求することが必要です。複数の要素を一まとめにしてしまうと、真の原因を見失い、解決策が不十分に終わるリスクがあります。

例えば、企業の売上減少を分析する際、以下のようなチェーンが見えてきます。

  • 売上の減少
  • 営業チームのモチベーション不足
  • モチベーション不足の原因は低報酬
  • 低報酬の原因は経費削減

この場合、経費削減を単一の原因として特定すると、真の原因を見逃し、適切な解決策に至らない可能性があります。それぞれの要素を別々に分析し、本当の原因を特定し、解決策を策定することが求められます。

全従業員の参加可能な解決策

最終的に、なぜなぜ分析において重要なのは、全従業員が取り組める解決策を見つけることです。なぜなら、分析によって導き出された解決策が実践されなければ意味がなく、その影響が限定的であれば、企業の課題解決には至りません。

企業全体で取り組める解決策の策定には、経営層から現場のスタッフまで幅広い意見を取り入れることが大切です。また、解決策の実施に際しては、全従業員が理解し、参加しやすい形での実施が求められます。

まとめ

企業における問題解決において、なぜなぜ分析は非常に有効な手段です。チームでの分析、現場との連携、個人的要素の排除、要素の分離、全従業員の参加可能な解決策の策定など、その適用には様々な要素が関わってきます。これらを意識しながら問題に取り組むことで、より効果的な解決策を見つけ出すことができるでしょう。

まとめ

今回は「なぜなぜ分析」について解説しました。「なぜなぜ分析」についての基本的な情報から、その重要性、具体的な活用方法までを網羅しました。これにより、「なぜなぜ分析」に対する理解が深まり、実際の業務や日常生活において役立てていただけると幸いです。

「なぜなぜ分析」とは、問題の根本原因を探るのに役立つ方法です。この方法を使えば、問題の表面だけでなく、その背後にある本当の原因を見つけ出すことができます。

この分析法のいいところは、問題を解決する時に感情に左右されず、事実に基づいて考えることができることです。これにより、冷静で客観的な判断が可能になります。

効果的な「なぜなぜ分析」をするためには、問題をはっきりさせて、客観的に調べることが大切です。また、分析はつなげて考え、あいまいな答えをそのままにしないことが重要です。

会社で問題に取り組む時にこの分析法を使うなら、その業務に関わる人たちみんなで考えたり、実際の業務状況と照らし合わせたりすることが大切です。個人的な思い込みを排除して、全員が取り組める解決策を探しましょう。

問題を解決する方法はいろいろありますが、「なぜなぜ分析」は特に客観的に問題を解決するのに役立ちます。ぜひこの方法を使って、問題解決に挑戦してみてください。

さらに詳しい情報やご質問がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。今後も皆様のお役に立てるよう、有益な情報を提供してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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