「枕って、いつ洗うものだったっけ…？ 」
「なんか、いつもより首が凝る気がするし、枕もなんだか気持ち悪いなぁ…。」
共感した方は、もしかしたら枕を洗うタイミングが来ているかもしれません！
こんにちは、生活•雑学分野担当の上岡です。
私自身が学んだ生活の知恵や雑学について紹介させていただければと思います。
今回は「枕の洗い方•干し方」について紹介させていただきたいと思います。
枕は、毎日使うものだからこそ、汚れが溜まりやすいんです。特に、汗や皮脂、髪の毛、ダニなど、様々なものが付着して、気づかないうちに不衛生になっていることも。
そこで今回は、枕の洗い方と干し方について、写真やイラストを使って分かりやすく解説していきます！
この記事を読めば、枕を清潔に保つ方法が理解でき、快適な睡眠に近づけるはずです。ぜひ最後まで読んで、実践してみてください！
なぜ枕を洗う必要があるの？
「別に、枕なんて洗わなくても大丈夫でしょ？」
そう思っている方もいるかもしれませんが、枕は定期的に洗う必要があるんです。
なぜなら、枕は睡眠中に様々な汚れにさらされているからです。
睡眠中の汗や皮脂汚れ
睡眠中は、寝返りを打つたびに汗をかいたり、皮脂が分泌されたりします。これらの汚れが、枕に付着して、黄色く変色したり、臭いを発したりする原因に。
特に、夏場は汗をかきやすいので、こまめな洗濯が大切です。
ダニやハウスダストの繁殖
枕は、ダニやハウスダストが繁殖しやすい場所でもあります。ダニは、人間のフケや垢をエサに繁殖し、アレルギーの原因となることも。
また、ハウスダストも、咳や鼻水、目のかゆみなどの症状を引き起こす可能性があります。
アレルギーの原因となる可能性
枕に付着した汚れやダニ、ハウスダストは、アレルギー体質の方にとっては大敵です。
アレルギー症状が悪化したり、新たなアレルギーを発症したりする可能性もあるので、枕を清潔に保つことは、健康にもつながるんです。
枕の洗い方【素材別】
枕の洗い方は、素材によって異なります。ここでは、一般的な枕の素材別に、洗い方を詳しく解説していきます。
【綿・ポリエステル】洗濯機で洗える枕の洗い方
綿やポリエステル製の枕は、洗濯機で洗えるものがほとんどです。
ただし、洗濯表示をよく確認して、洗濯機で洗えるかどうかを確認しましょう。
洗濯機で洗える場合は、中性洗剤を使って、弱水流で洗うのがおすすめです。
洗濯ネットに入れると、型崩れを防ぐことができます。
また、柔軟剤は使用しない方が良いでしょう。柔軟剤は、枕の吸水性を下げてしまう可能性があります。
洗濯機で洗える枕の洗い方【手順】
- 洗濯表示を確認し、洗濯機で洗えることを確認する
- 枕カバーを取り外す
- 洗濯ネットに入れる
- 洗濯機に、中性洗剤と枕を入れて、弱水流で洗う
- すすぎは2回以上行う
- 脱水は短時間で行う
【羽毛】羽毛枕の洗い方
羽毛枕は、洗濯機で洗うと、羽毛が傷んでしまう可能性があります。
そのため、手洗いか、クリーニングに出すことをおすすめします。
羽毛枕の手洗い【手順】
- 浴槽にぬるま湯を張り、中性洗剤を溶かす
- 羽毛枕を優しく押し洗いする
- 洗剤を洗い流す
- タオルで包んで水気を切る
- 風通しの良い場所で陰干しする
羽毛枕は、完全に乾かすのが難しいので、十分に乾燥させてから保管しましょう。
また、乾燥機は使用しないようにしてください。羽毛が縮んでしまう可能性があります。
【そば殻】そば殻枕の洗い方
そば殻枕は、水洗いできません。
そば殻は、水に濡れるとカビが生えたり、腐ったりする可能性があります。
そのため、そば殻枕は、風通しの良い場所で陰干しするのがおすすめです。
また、定期的にそば殻を交換することも大切です。
そば殻が古くなると、臭いを発したり、ダニが繁殖したりしやすくなります。
そば殻の交換は、1～2年に1回が目安です。
そば殻枕のお手入れ【手順】
- 枕カバーを洗濯する
- 風通しの良い場所で陰干しする
- 必要に応じて、そば殻を交換する
【低反発】低反発枕の洗い方
低反発枕は、素材によって洗い方が異なります。
洗濯表示をよく確認し、水洗いできるかどうかを確認しましょう。
水洗いできない場合は、クリーニングに出すのがおすすめです。
低反発枕は、乾燥しにくいので、風通しの良い場所で陰干ししましょう。
また、乾燥機は使用しないようにしてください。低反発素材が縮んでしまう可能性があります。
低反発枕のお手入れ【手順】
- 洗濯表示を確認する
- 水洗いできる場合は、洗濯表示に従って洗う
- 水洗いできない場合は、クリーニングに出す
- 風通しの良い場所で陰干しする
- 乾燥機は使用しない
枕の干し方
枕を洗った後は、しっかりと乾燥させることが大切です。
乾燥が不十分だと、カビが生えたり、臭いが残ったりする原因に。
また、ダニの繁殖を助長してしまうこともあります。
天日干しはNG！
枕を天日干しすると、紫外線によって変色したり、劣化したりする可能性があります。
特に、羽毛枕や低反発枕は、天日干しに弱いため、絶対に避けるべきです。
陰干しでしっかり乾燥させよう
枕は、風通しの良い場所で陰干しするのがおすすめです。
直射日光が当たらない場所を選び、定期的に裏返して乾燥させましょう。
また、乾燥剤を使うのも効果的です。
乾燥剤は、100円ショップなどで手軽に購入できます。
枕の洗い方に関するよくある質問
枕の洗い方について、よくある質問をまとめました。
枕はどのくらいの頻度で洗うべき？
枕を洗う頻度は、素材や使用頻度によって異なります。
目安としては、1～3ヶ月に1回程度がおすすめです。
夏場は汗をかきやすいので、1～2ヶ月に1回洗うようにしましょう。
| 素材 | 洗い方 | 頻度 |
|---|---|---|
| 綿・ポリエステル | 洗濯機洗い | 1～3ヶ月に1回 |
| 羽毛 | 手洗い or クリーニング | 1～2年に1回 |
| そば殻 | 風通しの良い場所で陰干し | 1～2年に1回（そば殻交換） |
| 低反発 | 洗濯表示を確認 | 1～2年に1回 |
枕カバーは一緒に洗っても大丈夫？
枕カバーは、枕と一緒に洗っても大丈夫です。
ただし、素材によっては一緒に洗えない場合もあるので、洗濯表示を確認しましょう。
枕カバーは、こまめに洗うことをおすすめします。
枕カバーをこまめに洗うことで、枕への汚れの付着を防ぎ、清潔な状態を保つことができます。
洗剤は何を使えばいいの？
枕を洗う洗剤は、中性洗剤がおすすめです。
中性洗剤は、素材を傷めにくく、汚れ落ちも良いので、安心して使用できます。
ただし、漂白剤は使用しないようにしてください。
漂白剤は、素材を傷めたり、色落ちさせたりする可能性があります。
乾燥機は使える？
乾燥機は、素材によっては使用できません。
特に、羽毛枕、低反発枕、そば殻枕は、乾燥機を使用すると、素材が傷んでしまう可能性があります。
洗濯表示を確認し、乾燥機を使用できるかどうかを確認してから使用しましょう。
まとめ｜清潔な枕で快適な睡眠を手に入れよう！
今回は、枕の洗い方と干し方について解説しました。
枕を清潔に保つことで、睡眠の質が向上し、より快適な睡眠を得ることができるようになります。
ぜひ今回の記事を参考にして、枕を定期的に洗って、清潔な状態を保ちましょう！
そして、ぐっすり眠って、明日も元気に過ごしましょう！
「もっと詳しい情報が知りたい！」や、「こんな情報教えて欲しい」ということがありましたら、お気軽にご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。興味があれば、他の記事もご覧ください。
