【オリンピック豆知識】開会式の入場順は何で決まる?

こんにちは、生活•雑学分野担当の上岡です。私自身が学んだ生活の知恵や雑学について紹介させていただければと思います。

今回は「オリンピック開会式の入場順番」について紹介させていただきたいと思います。

「オリンピックの開会式って、選手たちが国旗を持って入場するけど、あれってどんな順番で決まってるんだろう?」

そう思ったことありませんか?実は、あの入場順には、歴史とルールが詰まっているんです!

今回は、オリンピック開会式の入場順について、歴史や豆知識を交えながら分かりやすく解説していきます。開会式を見るのがもっと楽しくなる、そんな豆知識をぜひあなたも知ってくださいね!

オリンピック開会式の入場順ってどんなルール?

「アルファベット順」ってホント?

よく「オリンピックの入場順は、アルファベット順で決まる」って聞きますよね。確かに、昔はアルファベット順で決まっていたんです。

でも、今はちょっと違います。実は、開催国が最後に登場するというルールがあるんです!

実は「開催国が最後」というルールがある!

現在のオリンピック開会式では、基本的にはフランス語のアルファベット順で入場順が決まっています。ただし、開催国だけは、最後に登場するんです。

例えば、2020年東京オリンピックでは、開催国の日本が最後に入場しました。そして、2024年パリオリンピックでは、開催国のフランスが最後に入場します。

開催国が最後に入場するのは、主催国としての威厳を示すためと考えられています。また、開催国の選手団が最後に入場することで、観客の興奮が最高潮に達する効果もあるでしょう。

オリンピック開会式の入場順の歴史

古代オリンピックでは?

古代オリンピックでは、入場順は決まっていませんでした。選手たちは、自分の都合の良いタイミングで競技場に入場していたそうです。

当時は、国という概念もありませんでしたし、競技の参加者も限られていました。そのため、入場順を厳格に定める必要もなかったんですね。

近代オリンピックのはじまり

近代オリンピックが復活した1896年のアテネ大会では、開催国のギリシャが最初に登場しました。その後、しばらくの間は、開催国が最初に登場するという慣習がありました。

しかし、1920年のアントワープ大会から、フランス語のアルファベット順で入場するようになりました。これは、国際的なイベントとして、公平性を期すためと考えられています。

現在の入場順はいつから?

現在の入場順、つまりフランス語のアルファベット順で、開催国が最後に登場するルールが確立されたのは、1972年のミュンヘン大会からです。

このルールは、その後も多くのオリンピック大会で採用され、現在に至るまで続いています。

オリンピック開会式の入場順に関する豆知識

ギリシャはいつも先頭?

ギリシャは、近代オリンピックの発祥地であることから、多くの大会で最初に登場しています。しかし、必ずしも最初の順番とは限りません。あくまでもフランス語のアルファベット順で決まるため、ギリシャがアルファベット順で最初にくる場合のみ、最初に登場することになります。

例えば、2012年ロンドンオリンピックでは、ギリシャはアルファベット順で2番目だったため、2番目に登場しました。

開催国はなぜ最後?

開催国が最後に登場するのは、主催国としての威厳を示すため、そして観客の興奮を高めるためです。また、開催国の選手団が最後に登場することで、開会式全体の締めくくりとなる役割も担っています。

入場順は毎回同じ?

基本的にはフランス語のアルファベット順で決まりますが、開催国が変わるごとに、入場順も変わります。また、アルファベット順で同じ国同士が隣り合う場合、順番を入れ替えることもあります。

例えば、2020年東京オリンピックでは、アルジェリアとアルゼンチンがアルファベット順で隣り合っていましたが、順番が入れ替わっていました。

このように、入場順は常に変化しているため、毎回注目して見てみるのも面白いですね!

入場順に関するよくある質問

「〇〇国はなぜその順番?」という疑問に答えます

例えば、「なぜアメリカはこんなに後ろの方に入場するの?」という疑問を持つ方もいるかもしれません。

これは、アメリカがフランス語のアルファベット順で、かなり後ろの方に位置しているからです。フランス語では、アメリカは「États-Unis」と表記され、アルファベット順ではかなり後ろの方にきます。

このように、各国の名前がフランス語でどのように表記されるかによって、入場順が変わることを覚えておくと、開会式を見るのがもっと楽しくなりますよ!

「入場順は決まっているの?」という疑問に答えます

入場順は、オリンピック開催のかなり前から決定されています。開会式の数ヶ月前に、国際オリンピック委員会 (IOC) から各国のオリンピック委員会に正式な通知が届きます。

なので、開会式当日になって、入場順が変わるということはまずありません。安心して開会式を楽しんでくださいね!

「入場順に意味はあるの?」という疑問に答えます

入場順には、歴史的な背景や、主催国としての威厳、観客への演出効果など、様々な意味合いが込められています。

入場順を知って、開会式を見ることで、オリンピックの歴史や文化への理解を深めることができるでしょう。

まとめ|オリンピック開会式の入場順、知ればもっと楽しくなる!

今回は、オリンピック開会式の入場順について、歴史や豆知識を交えながら解説しました。

開会式の入場順には、歴史やルールが詰まっているだけでなく、様々な意味合いが込められていることが分かりましたね。

ぜひ今回の豆知識を参考に、次のオリンピック開会式では、入場順にも注目して見てみてください!きっと、オリンピック開会式をもっと深く、そして楽しく観戦できるはずです!

次のオリンピック大会では、どんな国が最初に登場するのか、どんな国が最後に登場するのか、今から楽しみですね!

「もっと詳しい情報が知りたい!」や、「こんな情報教えて欲しい」ということがありましたら、お気軽にご連絡ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。興味があれば、他の記事もご覧ください。

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